一食分の数値と混同せず、袋全体の欄を確認する
三食分の確認表を使い、袋全体の合計を照合しながら、印刷された数値を残して食い違いを調べます。
袋入りの食品には、一食分の栄養成分を示す欄と、中身全体を示す欄がある場合があります。数値を掛け算する前に、どちらの欄がすでに知りたい量を示しているかを確かめましょう。袋全体の数値に食数を掛けると、同じ食品を何度も数えることになります。
米国FDAによる一食分の量の説明では、一食分の欄と袋全体の欄の両方が説明されています。以下の表は、架空のクラッカーを使って独自に作成した計算練習です。メーカーの表示を検査した結果ではありません。
三食分の確認表を作る
90 g入りの袋に、一食分は30 gと表示され、この例ではちょうど三食分入っているとします。確認する前に、それぞれの欄を別々に書き写してください。各栄養成分の量には、グラムやミリグラムの単位を必ず添えておきます。
| 項目 | 一食分 | 計算した袋全体の合計 | 袋全体について印刷された合計 |
|---|---|---|---|
| 食品の重量 | 30 g | 30 × 3 = 90 g | 90 g |
| たんぱく質 | 4 g | 4 × 3 = 12 g | 12 g |
| ナトリウム | 180 mg | 180 × 3 = 540 mg | 540 mg |
この例の数値は、表示された精度の範囲で整合しています。もう一度確認すると、どちらの欄からも同じ濃度が得られます。180 ÷ 30 × 100と540 ÷ 90 × 100は、いずれも100 g当たりのナトリウム600 mgになります。この一致は、異なる欄の数値を誤って組み合わせたことに気づく手がかりになります。
食べた量と買った量を分ける
60 g食べたなら、表示上の一食分を二食分食べたことになります。推定量はたんぱく質8 g、ナトリウム360 mgであり、袋全体の合計ではありません。袋を食べ切った場合は、袋全体の欄をそのまま使います。一袋を買っただけでは、これらのうちどの量を食べたかは分かりません。
比較結果を保存するときは、表示の見出し、食品の量、栄養成分の量、単位という四つの項目を含めましょう。「540」のような数値を袋全体という見出しから切り離すと、別の計算表で誤って使いやすくなります。
表示を書き換えずに食い違いを調べる
実際の表示では、袋に含まれる食数が概数だったり、表示された栄養成分量が丸められていたりするため、掛け算の結果が完全には一致しないことがあります。印刷された二つの数値は、どちらもそのまま残してください。差を誤りと判断する前に、その欄が調理についての表示なのか、一個分なのか、袋全体なのかをもう一度確認しましょう。
この確認で調べるのは、書き写した情報の整合性です。特定の袋の正確な栄養成分量を確定したり、法規への適合を証明したりすることはできません。また、見出しの意味が曖昧なままである場合に、メーカーからの説明に代わるものでもありません。