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実際に量った重さから半食分を計算する

元の表示を残したまま、量り取った半食分の栄養量を見積もります。重さの違う個体や食べ残しも考慮しましょう。

半食分とは、表示された量の半分です。袋の中に見える個数の半分とは限りません。2個の重さが異なることもあり、1袋に数食分が入っている場合もあります。栄養成分の数値を割る前に、まず表示上の1食分の量を書き留めましょう。

米国FDAの栄養表示の読み方ガイドでは、食べた量が表示上の何食分に当たるかに応じて栄養量がどう変わるかを説明しています。ここで行うのは、元の表示を残しながら、自分の取り分について別の記録を作る作業です。

メモは2行に分けて残す

架空のクラッカーの表示で、1食分が40 g、総脂質が6 g、たんぱく質が4 g、ナトリウムが240 mgとされている例を考えます。空の皿をはかりに載せてゼロに合わせ、クラッカーを20 g載せます。取り分の倍率は20 ÷ 40 = 0.5です。

項目元の表示自分の取り分20 g
総脂質40 g当たり6 g3 g
たんぱく質40 g当たり4 g2 g
ナトリウム40 g当たり240 mg120 mg

栄養量に0.5を掛け、単位はそのままにします。240 mgを2で割ると120 mgであり、120 gではありません。2行目には計算結果であることを明記し、後からメーカーによる別の1食分の表示と取り違えないようにします。

個数が半分でも半食分とは限らない

4枚で約40 gと表示されていても、選んだ2枚が23 gだったとします。実測した取り分を使うと、倍率は23 ÷ 40 = 0.575です。対応するナトリウムの推定量は240 × 0.575 = 138 mgになります。これをちょうど半食分と扱うと、代わりに120 mgという結果になります。

この差は食品が変わったためではなく、取り分についての仮定から生じます。はかりがなければ個数を基に見積もれますが、推定であることを明記してください。推定した1個当たりの重さを、測定した記録として示してはいけません。

実際に食べた量を記録する

20 g量り取り、5 g食べ残した場合、食べた15 gについては15 ÷ 40を使います。ただし、食べ残しの成分構成が同程度であると仮定しています。数種類が混ざったスナックで1種類だけが残った場合、この仮定が成り立たないことがあります。

最終的な記録には、何を量ったか、何を食べたか、どの表示上の1食分を計算の基にしたかを残します。小数点以下の桁数を増やしても、丸められたパッケージの情報が実験室での測定値になるわけではありません。

出典

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