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1包装当たりの「約」何回分という表示を、過度に正確な数値にしない

おおよその回数と正味重量を照らし合わせ、包装全体を推計するときも印刷された両方の情報を残します。

1包装に含まれるおおよその回数は役立つ目安ですが、正味量を正確に割り切れる数とは限りません。表示に「約」とあれば、記録にもその語を残してください。回数を黙って正確な測定値に置き換えないことが大切です。

米国FDAの1回分の量に関する説明では、1回分の量と1包装に含まれる回数の両方を有用な表示情報としています。計算では、どの項目を分母に使ったかを明確にしましょう。

架空の包装の数値を照らし合わせる

正味量250 g、表示上の1回分30 g、約8回分という包装を考えます。正味量を1回分の重量で割ると、250 ÷ 30 = 表示上の約8.33回分です。この計算によって「約」という語が誤りになるわけではありません。

ある栄養成分が30 g当たり90 mgと表示されているなら、8倍すると720 mgです。一方、表示量を250 gに換算すると、90 × 250 ÷ 30 = 750 mgになります。30 mgの差は、食品の量に関する二つの仮定から生じます。

どの方法を使ったか記録してください。両方の結果を、実際の包装に含まれる正確な栄養成分の合計として示してはいけません。栄養成分表示にも包装の量にも、それぞれ精度の限界がある場合があります。

該当する包装全体の列があれば優先する

表示に包装全体の列が明確に記されていれば、おおよその回数から計算し直すのではなく、その値を見出しとともに写してください。数値の関係は確認できますが、メーカーの表示値は自分の計算値と分けて残します。

不一致は元の情報を確認するきっかけであり、数値を書き換えてよいという意味ではありません。間違いだと決める前に、複数の内袋、調理後の食品の列、可食量と正味量の違いがないかを確認します。

実際に使う量を数える

架空の食品を75 g量り取った場合、比率は75 ÷ 30 = 2.5回分です。栄養成分の推計は225 mgとなります。この量の計算には、包装に書かれたおおよその回数は必要ありません。

袋全体については、実際に食べた重量が分かるなら、回数の推計より明確になる場合があります。ただし、表示の食品の状態と一致している必要があります。包み、捨てた部分、食べ残しが自動的に摂取量に含まれるわけではありません。

実用的な計算シートでは、正味量、表示上の1回分の重量、おおよその回数、選んだ計算基準を別の欄に記録します。そうすれば、表示がもともと持っていない精度を作り出さずに、小さな違いを説明できます。

出典

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