食品表示のナトリウムと塩分:換算してから比較する
ナトリウムのミリグラムを食塩相当量のグラムに換算し、食べる量の基準をそろえて輸入食品の比較ミスを防ぎます。
ミリグラム表示のナトリウムとグラム表示の塩分は、そのまま比較できません。必要な作業は二つあります。ナトリウムを食塩相当量に換算することと、両製品を同じ食品重量の基準にそろえることです。どちらの数値が大きいか判断する前に、両方を行いましょう。
EUの表示上の定義では、食塩相当量 = ナトリウム × 2.5を用います。これは表示のための換算であり、調理時に加えた食塩量を測るものではありません。規則(EU)No 1169/2011の統合版の附属書Iを参照してください。EUの栄養表示は100 gまたは100 ml当たりの量を示します。欧州委員会の案内。
まず単位を書く
架空のスープ製品Aには、一食分240 g当たりナトリウム360 mgと表示されているとします。まずグラムに換算すると、360 ÷ 1,000 = 0.36 gのナトリウムです。次に2.5を掛けると、0.36 × 2.5 = 0.90 gで、その一食分の食塩相当量になります。
次に一食分を100 g当たりに換算します。0.90 ÷ 240 × 100 = 0.375 gの食塩相当量が100 g当たりに含まれます。製品Bには100 g当たり塩分0.40 gと直接表示されているとします。比較するのは0.375と0.40であり、360と0.40ではありません。これらは説明用の数値であり、市販製品についての主張ではありません。
逆算して確認する
製品Bでは、塩分を2.5で割ると同じ単位のナトリウム量になります。0.40 ÷ 2.5 = 0.16 gのナトリウムが100 g当たりに含まれます。1,000倍すると100 g当たり160 mgです。製品Aは360 ÷ 240 × 100 = 150 mgのナトリウムが100 g当たりに含まれます。どちらの方法でも大小関係は変わりません。
一杯300 gの場合、計算上のナトリウム量はAが450 mg、Bが480 mgです。この30 mgの差は、選んだ量と今回の入力値に対応します。どちらの製品が個人の食事に総合的に適しているかという結論ではありません。
食品の状態をそろえる
表示が濃縮スープ、水で調製したスープ、牛乳で調製したスープのどれを指すか確認します。ナトリウムから塩分への換算では、調製前と調製後の食品の不一致は修正できません。同様に、100 ml当たりの値が自動的に100 g当たりの値になるわけではありません。密度を推測せず、根拠のある重量や容量の情報を使ってください。
比較ツールには、両製品ともナトリウム、または両製品とも食塩相当量というように、対応する量を入力します。栄養素の単位もそろえます。換算値には換算済みとメモし、元の印刷値を残し、後で確認できるよう丸めるのは最後にしてください。