mcgとmgを混同せずに微量栄養素を比較する
マイクログラムとミリグラムを慎重に換算し、同じ栄養素であることを保ち、質量の比較を摂取量の助言に置き換えないようにします。
小さな単位の略記が、大きな数値の誤りにつながることがあります。一ミリグラムは1 000マイクログラムです。マイクログラムはmcg、または記号μgで表されます。これらの略記は量の一部であり、表計算から削除してよい任意の文字ではありません。
米国FDAの栄養素の参照表は、ミリグラムとマイクログラムの両方を使っています。この表は単位の背景を示すものです。以下の架空の数値は比較の練習だけを目的とし、摂取用量やサプリメントを勧めるものではありません。
同じ栄養素と同じ食品量から始める
二つの架空の食品記録が、同じ微量栄養素について100 g当たりの量を示しているとします。記録Aは30 mcg、記録Bは0.045 mgです。マイクログラムで比較するにはBに1 000を掛けます。0.045 mgは45 mcgに相当します。したがって、この例ではBのほうが100 g当たり15 mcg多くなります。
ミリグラムで結果を確かめるには、Aを1 000で割ります。30 mcgは0.030 mgになります。0.045から0.030を引くと0.015 mgとなり、同じ15 mcgの差を表します。
単位をそろえてから一回分の量を加える
Aを60 gとした一回分の計算量は、30 × 0.60 = 18 mcgです。Bを80 gとした一回分では、45 × 0.80 = 36 mcgです。選んだ食品量が異なるため、これらの量は同じ重量での比較とは別の問いに答えています。
一回分の食品重量は別の列に残しましょう。その列がないと、計算表を見る人はBの濃度がAの二倍だと誤解するかもしれません。濃度の比は45 ÷ 30 = 1.5です。量の差が二倍になるのは、選んだ食品量が異なるためです。
なじみのない生物学的単位を推測で換算しない
IUによる表示は、同じ千倍の規則で自動的にmgやmcgと置き換えられるわけではありません。同様に、栄養素名の後に当量を表す用語が付いている場合は、その栄養素固有の定義が必要なことがあります。二つの記録が異なる形態や表示上の慣例を使っているなら、いったん止まり、比較できるかを先に確認してください。
比較結果を書き出す際は、元の単位と換算後の単位の正式名称を少なくとも一度は記しましょう。取り込んだ記録の小数区切りを確認し、小さなミリグラム値を丸めてゼロにしないようにします。この手順は表示された量を比較するものであり、どちらかの製品が個人の医療上の必要に適しているかを判断するものではありません。