ガイドを読む

カップからグラムへの換算は、一般的な換算表より商品の表示重量を使う

家庭用の計量単位と実測した質量を区別し、その商品の表示にある対応関係から一回分を計算します。

カップで測るのは体積、グラムで測るのは質量です。どの食品でも1カップが同じグラム数になるわけではありません。包装に家庭用の計量単位とグラム数が併記されている場合は、その商品固有の対応関係を保ったまま計算しましょう。

FDAの一食分量ガイドでは、家庭用の計量単位にメートル法の量を併記する方法を説明しています。この組み合わせは表示を使うための基準になりますが、ひとすくいや一切れの実測重量がすべて同じだと保証するものではありません。

包装に記載された対応関係で計算する

架空のシリアルに「4分の3カップで30 g、ナトリウム150 mg」と記載されているとします。同じ詰まり具合だと仮定して半カップを量った場合、表示された体積に対する割合は0.5 ÷ 0.75、つまり3分の2です。

この表示に基づく推定値は、シリアル20 g、ナトリウム100 mgです。グラム数はその包装の対応関係から求めたもので、シリアルのカップ量に共通する換算ルールではありません。

実測値がある場合は、量った分量を使う

半カップ分を実際に量ると24 gだったとします。この実測値で計算すると、24 ÷ 30 = 0.8食分となり、ナトリウムは120 mgです。体積に基づく推定と異なるのは、測定した量が異なるためです。

どちらの計算方法も明記しましょう。一方を「家庭用の計量単位から推定」、もう一方を「実測した分量から計算」と表示します。そうすれば、2つの方法の一部を混ぜずに、目的に合う根拠を選べます。

計量器への入れ方を確かめる

すり切りか山盛りか、沈み込み、割れたかけら、形の違いによって、同じ体積に入る質量は変わります。容器を載せてから風袋引きをし、食品が乾燥状態か調理・調製後かも記録しましょう。粉末ひとすくいと出来上がった飲み物1カップは、同じ状態ではありません。

名前が似ているだけで、別のブランドや材料の1カップ重量を使わないでください。適切なグラム数の対応表示がない場合でも、実際に量れば質量を基準とする計算に必要な分量が得られます。

レシピのメモを共有するときは、分かる範囲で家庭用の計量表現と実測質量の両方を記します。「この商品を半カップ、実測24 g」とした方が、「半カップ」だけより再現しやすくなります。ただし、栄養量の推定は依然として丸められた包装表示に依存しており、個々の粒やかけらの栄養量のばらつきまでは測れません。

出典

ラベルを比較
すべてのガイドを見る