食品全体を順位付けせず、たんぱく質の濃度を比較する
たんぱく質だけを比較し、次に選んだ二つの量に含まれる分を計算します。食事の目標量は作りません。
表示上の1回分に含まれるたんぱく質のグラム数は、たんぱく質の濃度と1回分の大きさの二つを組み合わせたものです。濃度を比較するなら、両製品の食品重量を同じにします。特定の食事に含まれる量を比較するなら、実際に使う量を用います。
EUの栄養表示の枠組みでは、共通の100 g基準が示されています。以下は架空の記録にその基準を適用する計算であり、必要なたんぱく質量の推奨ではありません。
たんぱく質だけの表を作る
製品Aは表示上の1回分60 gにたんぱく質12 g、製品Bは1回分100 gに15 gと記載しています。Aは100 g当たり12 ÷ 60 × 100 = 20 gのたんぱく質です。Bは100 g当たり15 gです。
| 製品 | 表示された1回分の量 | その量に含まれるたんぱく質 | 100 g当たりのたんぱく質 |
|---|---|---|---|
| A | 60 g | 12 g | 20 g |
| B | 100 g | 15 g | 15 g |
表示上の1回分に含まれるたんぱく質量はBが多く、計算した濃度はAが高くなります。分母が違うため、どちらの説明も正しいものです。
選んだ量を別々に計算する
レシピでAを40 g使うなら、推定たんぱく質量は20 × 40 ÷ 100 = 8 gです。別のレシピでBを80 g使うなら15 × 80 ÷ 100 = 12 gです。濃度が高くても、どのような使用量でも含有量が多くなるとは限りません。
純粋な数学上の置き換えも考えられます。Aの表示濃度でたんぱく質12 gと同じ量を得るための食品量は12 ÷ 20 × 100 = 60 gです。これは量の等価関係であり、食品を別のものに替える助言ではありません。
結論を限定する
たんぱく質の濃度から、その質、アレルギーへの適合性、全体の栄養バランス、味、価格、満腹感は分かりません。それらには別の情報が必要です。たんぱく質列を並べ替えた結果を、一般的な「最良の食品」の認定にしてはいけません。
調理・調製状態をそろえ、現在の包装情報を使ってください。乾燥粉末と調製済み飲料を比べるには、まず調製について明示的に換算する必要があります。保存するメモには元の1回分の値を残し、同じ重量の値をどう求めたか追跡できるようにします。