「2パーセント以下を含む」は実際に何を制限するのか
米国のしきい値表現を正しく読み、適用範囲を保ち、上限を正確な配合量に置き換えないようにします。
「次の原材料を2パーセント以下含む」といった表現は、対象となる原材料それぞれに上限を設けます。対象の原材料を全部合わせて食品のちょうど2パーセントになる、という意味ではありません。この違いを保つことで、意外によくある配合計算の誤りを防げます。
名前を読む前に適用範囲を確認する
米国の規則では、条件を満たす原材料は重量の多い順に従わず、一覧の末尾に記載できます。対象の原材料はそれぞれ、示されたしきい値の範囲内でなければなりません。この規則は、指定されたより低いしきい値も認めています。21 CFR 101.4(a)(2)を参照してください。この説明は米国の当該表示規則に関するものです。別の市場向けの包装に似た文があっても、その市場の文脈を確認する必要があります。
表現全体と、その後に続く原材料をすべて写してください。一覧の途中から始まる写真ではしきい値が欠け、末尾の原材料が通常の重量順の並びに見えることがあります。括弧も残しましょう。新たな最上位の原材料を示すのではなく、複合原材料とその構成材料を結び付けている場合があります。
推測量ではなく上限を使う
100 gの仮想的な食品で、一覧の末尾に「食塩、香辛料、酵母を2パーセント以下含む」とある例を考えます。この表現から、食塩が1.7 gなのか、0.8 gなのか、それ以外の条件を満たす量なのかは分かりません。また、この三つのうちどれが最も重いかも確定できません。「食塩:2 g」と記すと、最大値を測定値に変えてしまいます。
二つ目の仮想的な表示に「2パーセント未満」とある場合は、「未満」という言葉を残してください。黙って「ちょうど2パーセント」に書き換えたり、表計算で区別を消したりしないでください。数量欄を不明のままにし、注記欄に元の文言を保存できます。
確認できる記録を残す
- 市場と原材料の文全体を記録する。
- しきい値の表現が始まる位置を示す。
- しきい値を測定された数量と分けて保存する。
- 別の信頼できる表示が示さない限り、個別のグラム数は空欄にする。
しきい値は栄養素の内訳も示しません。ある原材料の量が、そのまま同じ量のナトリウム、糖類、その他の栄養素になるわけではありません。栄養素を比較するときは、栄養成分表示とそこに示された基準に戻ってください。原材料のこの表現が答えるのは、一覧の並べ方という、より限られた問いです。